image photography: Sayaka Maruyama
ヨーロッパの王侯貴族が権力の象徴として、また華麗なその装飾性の優雅さを愛していた
手工芸によるアンティークレース。
それが18世紀の産業革命による機械化(Mr. John Leavers)により
いわゆる「リバーレース」として広く私たちにも身近な存在になってきました。
膨大な数のボビンに糸を巻き取り、経糸を整える「整経」の工程を経て何千もの糸を操り
優雅な絵柄を表現していく作業は見ているだけでも気の遠くなるような光景です。
ヨーロッパのさまざまな手工芸の歴史、その中でもフランスのレース産業の脈々と続いている
世界と歴史には憧れと畏敬の念を持たざるを得ません。
私達「ビリティス」はその繊細なリバーレースに魅せられて
キャミソールやブラウスを創り始めたのが
ブランドの出発になります。
その後そのトップスに関連して派生するボトムスやドレスなどにも世界観を広げて行きました。
また好きな素材の一つとして「チュール」を使って
普段の洋服として提案、表現したチュチュスカートなどもブランドの特徴のひとつになっています。
画家や彫刻家がデッサンを続けて行くうちに美しさや象徴を見いだして行くように
私達「ビリティス」も日々試行錯誤しながら、制作中に見えてくる自分たちの求める世界に
小さな驚きと共に喜びを感じています。